整形外科

外来担当表
整形外科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 中原 | 黒田 | 中原 | 東條 | 小見山 | 脊椎外来 (担当医) |
午後 | 那須 | - | - | 中原 | 中原 | - |
特徴
岡山県内の病院の各分野専門医と連携し「最も負担が少ない治療」を目指します
当科ではMRIやCT等による正確な画像診断、治療方針の決定のもと、最善の治療を提供いたします。専門である脊椎脊髄外科では内視鏡手術などできるだけ低侵襲で患者様の負担が少ない手術を心がけております。痛みの治療では投薬治療に加え、必要に応じて各種ブロック注射も行っておりますので、痛みやしびれなどでお困りの方がいらっしゃいましたらご相談ください。また救急部と連携して外傷の治療にも幅広く対応できる体制を整えております。当院だけでは対応困難な疾患でも近隣公的病院の各分野専門医と連携して適切な治療をご提供いたします。
整形外科ドクターの紹介
実績

平成30年 | |||
脊椎 | 頸椎 | ACIF | 6 |
---|---|---|---|
椎弓形成 | 4 | ||
後方固定 | 2 | ||
胸椎 | 骨化症椎弓切除 | 1 | |
前方後方固定 | 3 | ||
MISt 後方固定 | 3 | ||
腰椎 | MED | 24 | |
PED | 1 | ||
MEL,ME-MILD | 10 | ||
PLIF,TLIF | 13 | ||
OLIF | 2 | ||
その他 | 8 | ||
BKP | 21 | ||
抜釘 | 8 |
外傷 | 大腿骨転子部 | 28 | |
---|---|---|---|
頚部 ORIF | 4 | ||
BHP | 22 | ||
膝・下腿骨折 | 12 | ||
足関節 | 13 | ||
足、足趾 | 8 | ||
上腕骨近位 | 8 | ||
上腕骨遠位 | 4 | ||
前腕近位 | 2 | ||
前腕遠位 | 13 | ||
手 | 10 | ||
鎖骨 | 11 | ||
創外固定 | 3 | ||
腱縫合 | 2 | ||
アキレス腱 | 3 | ||
肘部管 | 2 | ||
ばね指 | 6 | ||
手根管 | 6 | ||
抜釘 | 14 | ||
その他 | 7 | ||
腫瘍 | 9 | ||
THA | 9 | ||
TKA | 5 |
脊髄低侵襲手術のご紹介
腰椎椎間板ヘルニア
(ようついついかんばん)
PELD(経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術)
PEDは、約7mmの切開で直径7mmの内視鏡を挿入し、その操作管の中に3mmの小鉗子などを挿入してヘルニアを摘出する、腰椎椎間板ヘルニアの最小侵襲手術です。局所麻酔による手術で、内視鏡画像をモニターに拡大して行います。手術時間は1時間ほどです。手術当日に歩行開始でき、最短で翌日退院できます。
(L5/Sのヘルニアや上下に大きく脱出したヘルニアは適応になりません。)

腰の側方から内視鏡を挿入

術前

術後

術前

術後
MED(内視鏡下腰椎椎間板摘)
腰椎椎間板ヘルニアに対して全身麻酔で行う約1 時間程度の手術です。約2cmの切開創で16mmま たは18mmの操作管を挿入し、その中に内視鏡や小 鉗子などを挿入します。椎弓の内側と黄色靭帯を一 部切除して神経を避けてヘルニア、椎間板を直接確 認してヘルニアを摘出します。コルセットを着けて手術翌日から歩行リハビリを開始し、約1週間入院になります。

円筒形開創器を用いた内視鏡

術前

術後

術前

術後
腰部脊柱管狭窄症
(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
MEL(内視鏡下腰椎椎弓切除術)
ME-MILD(内視鏡下筋肉温存型腰椎椎弓切除術)
腰部脊柱管狭窄症に対し、MED(内視鏡下腰椎椎 間板摘出術)に準じた内視鏡を使用し、狭くなった脊 柱管を広げる手術方法です。約2cmの切開創で 16mmまたは18mmの操作管を挿入し、その中に内 視鏡や小鉗子、ハイスピードバーなどを挿入します。 椎弓を削って肥厚した黄色靭帯を摘出し神経の圧迫を取り除きます。MELは正中から1cmほど外側を約2cm切開して侵入し両側を除圧します。上位腰椎や椎間関節が立っている場合などは正中の棘突起間から棘突起を削って脊柱管内に進入するME-MILDを行います。コルセットを着けて手術翌日から歩行 、リハビリを開始し約1週間の入院になります。

内視鏡により狭くなった脊柱管を広げる

肥厚した黄色靭帯を摘出
腰椎変性すべり症、腰部脊柱管狭窄症
(不安定性がある場合)
MIS-PLIF, TLIF(最小侵襲腰椎椎体間固定術)
従来法に比べて小さな切開で背骨の後ろ側の椎弓や椎間関節を黄色靭帯とともに切除して神経の圧迫を取り除きます。神経を避けて椎間板の中を取り 除き代わりに切除した骨を小さく粉砕して充填しま す。また椎間板の高さを保つためにケージと言われるスペーサーに骨を詰めて挿入します。次に椎弓根スクリューを4本それぞれ1.5cmほどの切開で挿入しスクリューの頭をロッドで連結して固定します。コルセットを着けて手術翌日から 歩行、リハビリを開始して2週間程度で退院になります。


術前

術後

術前

術後
OLIF(後側方進入椎体間固定術)
側臥位で側腹部を4cmほど斜めに切開して後腹膜腔に入り椎体の横から椎間板を切除します。大きなスペーサーに腸骨などから採取した骨を充填して挿 入します。大きなスペーサーを挿入することで椎間板後方の靱帯の弛緩が改善し、すべりなども戻るため脊柱管が広がり間接的な除圧が可能です。後方から椎弓根スクリューを4本それぞれ1.5cmほどの切開で 挿入しスクリューの頭をロッドで連結して固定します。コルセットを着けて手術翌日から歩行、リハビリを開始して2週間程度で退院になります

術前

術後

術前

術後
アクセス
所在地岡山県岡山市北区伊島北町6−3
