岡山中央病院 セントラル・クリニック伊島 ウィミンズメディカルセンター

卵巣腫瘍

卵巣に発生した腫瘍性の病気全体を指します。
その発生起源から表層上皮性・間質性腫瘍、性索間質性腫瘍、胚細胞性腫瘍などに大別され、それぞれに良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍があります。どのタイプのものかを確定診断するには、手術で取り出した腫瘍を病理学的に顕微鏡レベルで確認する必要があります。
また、卵巣腫瘍があるために卵巣がねじれて(茎捻転)急激な腹痛が起こることがあります。
これは緊急手術の適応です。

症状

大きくなるまで無症状であることが多い。お腹の張り、下腹部痛、頻尿など

診断

経腟超音波検査、MRI、血液検査(腫瘍マーカー)など

治療

原則として手術療法 小さな問題ないものでは経過観察をすることもある