地域医療支援病院
社会医療法人鴻仁会 岡山中央病院
放射線がん治療センター
〒700-0017
岡山県岡山市北区伊島北町6-3
TEL/086-252-3221
FAX/086-252-1700
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放射線治療中は、基本的に普段どおりの日常生活を送ることができます。
ただし以下の項目については、よくお読みのうえ、ご注意ください
放射線治療を受けはじめた当初は少し体が疲れやすくなることがあります。少しでも疲れを感じたら、十分な休息や睡眠をとるようにしましょう。治療中の運動等については、担当医にご相談ください
一般的には治療中でも入浴していただいて構いませんが、できるだけぬるめのお湯にしてください。また入浴中は皮膚をこすって治療範囲のマークが消えてしまわないように注意してください。
食事は、栄養とバランスのとれた献立を心掛けましょう。毎日の食事はとても大切です。患者さんの体力や身体づくり、健康回復には欠かせません。くわしくは担当医や看護師にご相談ください。
治療部位をきつく締め付けるような服装は避けましょう。
ひげそりには、電気シェーバーを使うようにしましょう。
乳房の治療の方は治療側の腋の処理は控えましょう。
※治療の部位により異なります。
治療部位へ化粧水や塗り薬を使用する場合は、あらかじめ担当医師や看護師にに御相談下さい。
照射を受けている部位の皮膚には、治療にともなって下記のような変化が起こります。これらの変化は、多くの場合治療が終了して1~2ヶ月経過すると元に戻ります。但し、たくさん放射線を照射しなければならない時には、皮膚が少し着色することがあります。
- ① 紅班
- 日焼けの時のように皮膚が赤くなります。
- ② 乾性落屑(かんせいらくしつ)
- 皮膚がカサカサして痒くなってきます。
- ③ 湿性落屑(しつせいらくしつ)
- 皮膚がジクジクしてきます。
水ぶくれのようになる場合もあります。
皮膚の変化は①~③の順にあらわれます。